外資系キャリアウーマンの日常

貪欲な三大欲求を持つアラサーの頭の中を吐き出す雑記

漫画:とんがり帽子のアトリエ

白浜鴎さんの漫画、とんがり帽子のアトリエ、はとても良質なコンテンツである。作画、構成、ストーリー、キャラクター、伏線、どれをとっても繊細で作り込まれているし、読者の想像力を掻き立ててくる。モーニングなので大人が対象なのかもしれないが、子どものうちからこういった良質な漫画に触れてほしい。

 

タイトルや表紙からも分かるとおり、魔法使いに憧れている女の子が主人公のお話。その世界では魔法は限られた魔法使いのみ使える特別なもので、魔法を使うところは絶対に見てはいけない。それでも好奇心に負けた主人公は魔法を使うところを隠れて見て学んだことから、見よう見まねで魔法を練習していた結果、禁止されていた魔法が意図せず発動されてしまい、自分の魔法のせいで大好きなお母さんが石になってしまう。本来なら主人公は記憶を消されるほどの大罪を犯したが、大人達の様々な思惑の元、魔法使いを目指すようになり修行に励む。

この世界は過去、魔法によって壊滅しかけたことがある。それをきっかけに魔法を使える人、そして使える魔法は限られているが、つばあり帽といわれる異端魔法使いの集団は禁止されている魔法を使い、その世界に影響を及ぼそうとしている。

この世界のなかで、主人公の成長、友情、家族愛を丁寧に描いている。

 

私はこの漫画を読むまでこの作者のことを知らなかったが、本当に才能のある作家である。素晴らしいとしか言いようがない。また、これだけレベルの高い、完成された漫画はそう多くはない。このとんがり帽子のアトリエのような漫画をたくさん読んで過ごせたら、とても幸せである。

こういった良質なコンテンツは漫画だけでなく、NHKあたりが夕方の枠でアニメ化して、子供たちの情緒を育むきっかけになってもらいたい。今放送されているカードキャプターさくらの枠がぴったりだ。