外資系キャリアウーマンの日常

貪欲な三大欲求を持つアラサーの頭の中を吐き出す雑記

映画、私とあなたのオープンな関係、が面白かった

私とあなたのオープンな関係、という映画がここ最近観た映画の中では一番面白かった。恋に落ちて、喧嘩して、それでも結ばれて、みたいなキラキラした部分だけを描くラブストーリーではなく、すごくリアルな現代人を描いた映画だと思う。

ストーリーは、一夜限りの関係をそれぞれ繰り返していた男女がマッチングアプリで知り合って、お互いを特別だと思って付き合い始めるものの、それでも今まで味わってきた新鮮さやスリルが足りなくなって、オープンリレーションシップ(あまり日本では馴染みない単語、パートナーがいても外で男女関係を持つことを容認している状態)を始める。ルールはお互いしたことを素直に話すことだが、でも、言えないことがそのうち出てきて、お互いを大切に思っているのに、関係がうまくいかなくなってしまい、お互い苦しむがうまくコントロールできない、そんな話だ。

少なくとも私は誰かと真剣に付き合っていても、何かの際に素敵な人に出会えば気になることもあるし、浮気をしたことがないかといえば、ある。でもそれは交際相手を好きじゃなくなったからではなくて、ただ少し新鮮さが欲しくなったからで、別の感情だ。こういった欲求は悪者にされがちだが、でも人に言わないだけで、経験ある人は多いのではないか。愛しているのに、うまくいかない。そのへんをこの映画はうまく描いている。

この映画のマッチングアプリの使い方も、暇つぶしに使って、良いなと思う人がいたらデートして、多くの場合はすぐ関係が終わって、でもごく稀にすごく気が合う人に会って、でもそこから真剣な付き合いにすることが難しい(他の出会いでも同じだけど)というところがすごくリアルだと感じた。

 

それにしても、やっぱり他の海外映画と同じく、なぜこのタイトルにしたのか分からない。このタイトルだとすごくチープな、ありがちなラブコメに感じる。原題はNewnessで、確かに日本では馴染みのない単語かもしれないが、この映画を表している単語なので、もっと良い日本語タイトルにすれば観る人が増えるのではないかなと感じる。