外資系キャリアウーマンの日常

貪欲な三大欲求を持つアラサーの頭の中を吐き出す雑記

若者は社会を知らないみたいなスタンスはよくない

上司と話していて、40歳を過ぎた人は全員退職すべき、と思うことがたまにある。人間、ある程度の年齢になると価値観が固まりがちで、彼らがイノベーションを阻止していると感じることがある。私はその上司の仕事ぶりを尊敬していて憧れるし、人としても魅力的だと思う。それでも、そういう考え方してる人達が上にいるから社会が停滞する、と思うことがあるのだ。

なんでこんなことを書くかというと、世間は新卒社員が入る時期であり、世の中には挨拶のやり方を研修で延々とやらされるところがあるらしいよ、そんなとこいったら速攻で辞めるよねみたいな話を若手としていた。そしたら上司が、最近の若者は挨拶すらまともに出来ない奴が多いから、研修で挨拶のやり方を組み込まなくちゃいけなくなったんだ、みたいなことを言っていたから。

上司はよく、こういう服装の人で仕事ができるやつを見たことがない、とか、こういうことをやるやつで仕事ができるやつを見たことがない、みたいな話をする。それは彼の経験に基づいて、服装や態度で悪く判断されると損するよ、という優しさからくるアドバイスなのは分かる。でもそもそも、そんな仕事の成果に直接関係しない要素を気にする人がいなくなればどうでもいいことだし、そんなことを言っている上司は気にする側の人であることを示している。

一昔前は大きな企業で働くことが大事で、そこには昔から働いている人がいて、その人達が気にしていた要素なのかもしれない。また、コミュニケーションは直接か電話、書類はFAXや郵送でやっていて、重要な人に気に入られないと情報が手に入らなかったのかもしれない。

もちろん現代でも人間関係は重要な要素であることは間違いないけれど、IT環境が整っている会社であればすごくピンポイントな情報でない限りはPCで情報が入手できる。また、マネジメントシステムのISOを取得している会社は多くて、基本は、仕事は属人的ではなく誰でも同じ成果を出せるようにすることや、記録の文書化の徹底であるから、重要な人、は減っているはずである。

 

つまりなにが言いたいかというと、昔から続いているどうでもいい判断基準を一度ちゃんと振り返って、そもそもそれって必要なのかな?と考えて、要らない慣習は捨てるべきだけど、今あるものを捨てることはなかなか難しい。特に、その要らない慣習に基づいて出世してきた人達にとってはそれが大事な価値観となっていて、なおさら捨てられない。だからもう、会社のイノベーションのためにも、40歳以降は全員他社に行ってくれ、と思うのである。