外資系キャリアウーマンの日常

貪欲な三大欲求を持つアラサーの頭の中を吐き出す雑記

インド映画ダンガルは最高に熱い映画だった

お昼にネットで映画を調べていたら、ダンガル、が面白いと書かれていたので、勢いで夕方の回を観に行ってきた。実話を元にした、女子レスリングの話だ。ネタバレは避ける。

 

感想としては、最高!としか言いようがない。メインストーリーとしては完全にスポ根もので、インド版巨人の星、といったところだが、そこにインドにおける女性の地位の低さ、家族愛、思春期特有の父への反発が良い具合で描かれている。伏線も綺麗に回収するし、観終わったあとは超すっきりする展開。でも泣けるシーンもたくさんあり、映画が終わったときには目元の化粧はぐしゃぐしゃだった。特に、田舎育ちでレスリング一本で育てられた娘が、初めて外の環境に出て、父親を疎ましく感じている場面なんかは、大人になったからこそ分かる気がして、心が痛んだ。父親に冷たく当たる姉と、そんな姉を見て自分は父親側に立とうとする妹、という構図は、私の姉がそこそこな大人になるまで、姉と私と父親はそんな感じの関係性だったので、自分を重ねた。

 

俳優陣も素晴らしい。父親役は安定のアーミルカーン。この人は役柄に合わせて年をとったり若返ったり、太ったり痩せたりと、役作りがすごい。若い頃の役なんて、筋肉がすごくてハルクみたいだった。調べたらこの映画の中で色んな年代を演じなければいけなかったので、最初は中年役の時の撮影から始めて、その時の体脂肪率は39%、その後、青年期を演じるときは9%まで体脂肪率を落としたらしい。

女優さん達も綺麗な人ばかりだが、白熱のレスリングシーンを撮影するために、どれだけのトレーニングを重ねたのか想像もつかない。

 

今年の頭に観た、元インド映画市場最高興収のバーフバリもとても面白かったが、ダンガルがそのバーフバリを超えた興収だった理由がわかる。

笑いあり、涙あり、白熱するレスリングシーンも完璧な、こんなにバランスの良い映画はあまりない。