立体刺繍をご存知だろうか。普通の刺繍は布に平面的にするものだが、立体刺繍は文字通り、最終的には立体になる。
初めて見たときは、こんなもの誰がどれだけの時間をかけて作るのだろうと思ったが、意外と簡単なので、興味がある人は作ってみると良い。
おすすめはこの本。実寸大の図がもちろん付いているし、初心者が気になる裏側の糸の始末についても写真付きで説明されている。
この本に従って、ビオラを作ってみた。過程としてはこんな感じ。
薄手の麻布に下書きして、その下書き線に沿ってワイヤーを固定。外側から塗りつぶすように刺繍していく。
どんどん進める。このあたりで4時間くらい。初めてなのでとにかく時間がかかる。この日はここで終了。
色味をよく考えながらグラデーションを作るとらそれっぽくなる。
まわりをかがって、切り取ったらこんな感じになる。ワイヤーを枠として使っているので、立体感を出していく。この日は6時間くらいやって完成。初めてのわりには上出来かなと。
本当は真ん中にこんなに隙間を残しちゃいけないようだ。でも、ビーズとかでどうにかして、ピアスにしようと思っている。
また、ベースになっている布をマーカーで塗って、糸の色と馴染ませるほうがいいらしいが、こんな紫色のマーカーは持っていないので無理。
量産するには時間がかかりすぎるので、アクセサリーにしてどこかに売るのは採算が合わないから、副業的なものにするには向いてません。